「一」の書き順

漢字
一

画数:1画

読み:イチ、イツ、ひと、ひと-つ

学習学年:小学校1年生

部首名:一(いち)

「一」を含む四字熟語

小学生が覚えておきたい四字熟語を載せています。

一意専心(いちいせんしん)
ひたすら一つのことに心を集中すること。
一往一来(いちおういちらい)
行ったり来たりすること。
一言居士(いちげんこじ)
なにごとにも、ひとこと言わなければ気がすまない人。
一期一会(いちごいちえ)
一生に一度会うこと。また一生に一度かぎりであること。
一言半句(いちごんはんく)
ほんの少しの短い言葉。
一日千秋(いちじつせんしゅう)
たいへん待ち遠しいこと。
一念発起(いちねんほっき)
ある事をしようと強く決意すること。
一部始終(いちぶしじゅう)
はじめから終わりまで。
一望千里(いちぼうせんり)
遠くまでひと目で見わたせる。見晴らしのよいことのたとえ。
一問一答(いちもんいっとう)
一つの質問にたいして一つの答えをすること。
一喜一憂(いっきいちゆう)
喜んだり心配したりすること。
一挙一動(いっきょいちどう)
ひとつひとつの動作、ふるまい。
一挙両得(いっきょりょうとく)
一つのことをやって、二つの利益を得ること。
一刻千金(いっこくせんきん)
わずかな時間が千金にも値する。時間の貴重なことのたとえ。
一宿一飯(いっしゅくいっぱん)
一晩泊めてもらい、一食ごちそうになること。ちょっとした世話になること。
一触即発(いっしょくそくはつ)
非常に緊迫(きんぱく)している状況。
一進一退(いっしんいったい)
進んだりあともどりしたりすること。
一心同体(いっしんどうたい)
一つの心、同じ体であるかのような強いむすびつき。
一心不乱(いっしんふらん)
一つのことに心を集中して、ほかのことに心をうばわれないこと。
一世一代(いっせいちだい)
一生のうちで二度とないような重大なこと。
一石二鳥(いっせきにちょう)
一つのことをして二つの利益を得ること。
一朝一夕(いっちょういっせき)
ほんのわずかな期間。非常に短い時間。
一長一短(いっちょういったん)
長所もあれば短所もあるということ。
一刀両断(いっとうりょうだん)
ためらわずに、きっぱり決断すること。
一得一失(いっとくいっしつ)
物事は一方で利益があると、他方で損失がある。
危機一髪(ききいっぱつ)
わずかな違いで、危険な状況になるようなこと。
九死一生(きゅうしいっしょう)
ほとんど助かる見込みのない命がかろうじて助かること。
終始一貫(しゅうしいっかん)
始めから終わりまで言動(げんどう)が変わらないこと。
十年一昔(じゅうねんひとむかし)
世の中の移りかわりが激しいことのたとえ。
首尾一貫(しゅびいっかん)
初めから終わりまで、態度(たいど)や方針(ほうしん)が同じで変わらないこと。
心機一転(しんきいってん)
なにかをきっかけとして、気持ちが良い方向にすっかり変わること。
千載一遇(せんざいいちぐう)
千年に一回という、めったにないすばらしい機会。
破顔一笑(はがんいっしょう)
顔をぱっとほころばせて、にっこり笑うこと。
名実一体(めいじついったい)
評判(ひょうばん)と実際とが一致していること。

「一」を含むことわざ

小学生が覚えておきたいことわざを載せています。

一事(いちじ)が万事(ばんじ)
一つのことを見れば、それから、すべてのことがわかるということ
一寸(いっすん)の虫にも五分(ごぶ)の魂(たましい)
弱いものにもプライド、意地や考えがあるのだから、ばかにしてはいけないということ
聞くは一時の恥(はじ) 聞かぬは一生の恥(はじ)
知らないことを聞くのはその時だけ、はずかしいが、聞かないで過ごせば、死ぬまで、はずかしい思いをすることになるということ
大山鳴動(たいざんめいどう)してねずみ一匹(いっぴき)
前ぶれは大きいが、あまり大きなことが起こらないこと
鶴(つる)の一声
大勢で話し合っても決まらなかったことが、偉い人の一言で決まること
二兎(にと)をおう者は一兎(いっと)をも得ず
同時に何でも手に入れようと欲ばると、結局、何にも得られないということ
百聞(ひゃくぶん)は一見(いっけん)にしかず
たくさんの事を聞くよりも、実際に見る方が確かであるということ